2011-02-27

今年の抱負のひとつを達成。

 

 昨日、定期運送用操縦士資格取得に必要な2つの筆記試験、SAMRAとSARONに合格しました。 どちらもなかなか手ごわいテストでした。 特にSAMRAのMはMeteorologyの略のようで、結構高度な気象の知識が要求されました。 お恥ずかしい話しですが、僕は天気には弱いです。 METARやTAF、GFAといった日頃見ている気象情報の解読には困ることはありませんが、気象現象の「なぜ」を聞かれると自信を持って答えられないことがあります(苦笑)。 SAMRAではジェット気流のことや高高度飛行に必要な天気図の解読などがありました。 テスト中はやばいな〜、こりゃ落ちるかもと思いましたが、意外にいい結果が出てました。 

 本当はSAMRAとSARONは別々の日に一つずつ受けるつもりでいたんですが、仕事のスケジュールが忙しいので平日は休みが取れないことが多いので、昨日(金曜日)にまとめて両方受験しました。 結果オーライでよかったです。

 これでTransport Canadaで受ける試験はだいたい終わったことになると思います。 今までにPrivate Pilot, Commercial Pilot, Instructor Rating, Instrument Rating, そして今回のATPL (SAMRA + SARON)と試験を受けてきました。 試験は勉強が大変ですが、結果がすぐに分かるので結構楽しんでやってこれました。 もう試験を受けなくて良いと思うとちょっと寂しい気もします(笑)。

 試験は終わったので、あとIFR(IMC)で15,6時間ほどフライトすればATPLです。 今年中になんとか終わらせたいです。

 今日の写真はクラブのFleetに追加されたC-172SPです。 チーフフライトインストラクターがアメリカのジョージア(?)からフェリーしてきた飛行機です。 まだ飛ばしていませんが、かなりよく飛ぶ機体らしいです。



(つづく)

2011-02-15

twitter。

 ブログの更新が滞る傾向にあるので、なにかと話題のtwitterに参加してみました。 今後はそちらでつぶやいてみます。

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2011-02-06

お久しぶりです。



 気がつけば、怠けてしまってあっという間に最後の投稿から1ヶ月が経ちました(笑)。 元気にしていますのでご心配なく!

 ここ最近の近況報告を・・・。 先月からIFRを教え始めました。 生徒さんはヘリコプターパイロット。 ヘリの訓練は固定翼に比べて格段に費用がかかります。 ロビンソンR22のレンタル費用はセスナ172の4倍ほどかかるそうです。 ということで、ヘリの計器飛行証明(IFR)を取得する多くの人は固定翼で訓練のほとんどを行い、最後の10時間をヘリの実機で訓練するというパターンが多いようです。 

 自分が訓練したときは双発機で、IFR用の計器類(HSI, RMI等)が装備されていたので訓練は楽だったように思います。 今担当している生徒さんはセスナ172で訓練をすることになるので、シミュレーターもセスナ172の、とてもベーシックな計器類(VOR, ADF等)で行っています。 これがなかなか大変なようで、特にVORを使ってのホールドで苦労されているように思います。

 いざIFRを教え始めてみると、自分がIFRで飛ぶのとはまた違った角度からアプローチしないといけないということを実感します。 教え方は知っていますし、IFRのことも理解しています。 でも、これらをくっつけると、あらま〜、なかなか大変です(笑)。

 VFRを教え始めたころもこんな感じだったと思います。 教えるのって本当に難しい。 特に僕の頭の中で理解した方法が他の生徒さんの頭の中でも同じように理解されるとは限らないからです。 特に、自分独自の方法であみ出した覚え方などは他人には通用しない場合もあって、いろいろ考えさせられます。

 とはいえ、IFRを教えるのは新鮮で、自分自身のIFR技術の保持にも役立っているので、とても楽しく教えています。 生徒さんも教えやすい人で、ありがたい話しです。

 
 ATPL(定期運送用操縦士)の筆記試験の勉強も少しずつではありますが進めています。 目標の今月末までに受験することができるようにやっているつもりです。 今まで考えたこともなかったことを考えさせられたり、プロのオペレーションと同じような計算をしたりするのはとても刺激的です。 この勉強を進めていくうちに、いずれはDash-8を飛ばしたいと思うようになりました(笑)。 めざせ、Air Canada Jazz!っていうところでしょうか。

 今日の写真はビクトリア国際空港の展望室で見つけた写真の写真です。 フライングクラブで訓練をうけた方ならこの写真が今のどこなのか、なんとなく分かってもらえるんではないかと思います。


(つづく)